カンペは、スケッチブックからタブレットの時代へ
デジカンとは︖
スケッチブックを利用する従来のカンペを、タブレットやPCなどのデバイスで実現した、全く新しいツールです。
放送現場の働き方改革とペーパーレス化で、スタジオワークに変革をもたらす画期的な製品です。
ご利用イメージ
スタッフから演者さんへ向けての指示出し、司会者の進行用の原稿、クイズ番組での読み上げ問題文などの他、タイムキーパーのカウントダウンなど、放送スタジオでの生放送や収録の際に、様々な用途でご利用いただけます。
スケッチブックをめくるようにページの切り替えは指示を出す側(操作デバイス)から行いますので、読む側(表示デバイス)は操作の必要がありません。
デジタルで働き方改革
従来のカンペ作りは、スケッチブックに直接手書きをしたり、パソコンで作成し印刷した紙を貼り付けたり、必要冊数分をすべて手作業で行う必要があり、仕込み作業と呼ばれるこの事前準備に時間や労力を費やしていました。
デジカンを使用すると、パソコンで作成したカンペデータを管理サーバーへアップロードするだけ。修正や表示順の入れ替えなどもあっと言う間で、作業工数を劇的に削減します。
また、番組別に各々準備していたカンペは、データをサーバーで一元管理でき、番組間を越えての再利用や管理も可能となります。
各デバイスとのデータ連携・表示
デジカンは操作デバイスと表示デバイスで構成されます。それぞれ複数での組合せが可能で、出演者やスタッフや観覧者向けなど別々のカンペ表示をさせることができます。また、操作・表示デバイス共に、iPadやAndroidタブレット、Windows PCに対応していますので、普段から使い慣れたデバイスをご利用いただけます。
製品説明
デジカンの操作デバイス画面と機能をご紹介いたします。
※デザイン・仕様は変更になる場合がございます。
※お客様のご要望によりカスタマイズが可能です。
画面イメージ
メイン表示領域
ネクスト枠内の内容が表示され上書きできます。また を選択すると、新規画面が挿入され手書きができます。
カンペ・スタンプボタン
カンペボタンは、撮影前に登録したカンペ用のデジタルデータを呼び出します。
スタンプボタンは、使用頻度の高い文字を登録し、利用できます。
ネクスト枠
メイン表示領域の内容は緑のネクスト枠内に表示されます。
TAKEボタンでON AIRに移り各デバイスに反映されます。

ON AIR
こちらの内容が、連動した各デバイスに表示されます。
TAKEボタン
タップするとネクスト枠の内容が各デバイスに表示されます。
表示内容はON AIR枠内で確認できます。
デジカンクラウド
スタジオワーク変革のコンセプトはそのままに、デジカンクラウドはデジカンサーバをクラウド上に設置することで、デジカンの活躍するフィールドを大きく広げました。

中継先からのご利用
モバイルWIFIや4G回線を用いた利用が可能です。カメラマンがビューワを持ち、サブから直接リポーターに指示を行うなど、ENGの柔軟かつ効率的な運用を可能にします。

リモート出演でのご利用
ビューワは、機材IDを管理サーバに事前登録しておく仕組みです。遠隔地の出演者は、タブレットやスマートフォンを使ってアプリを起動するだけ。高いセキュリティを確保しつつ、簡単な操作でスタジオからの指示を受け取ることができます。

講演会でのご利用
デジカンクラウドは、必要なときに必要なだけコントローラとビューワライセンスの契約が可能です。講演会やイベントなど、数日単位のスポット利用にも最適です。
製品に関する詳しい内容についてはお気軽にお問い合わせください。
TEL:03-6268-9564 (受付時間:平日10:00〜19:00)