画面に触れずに操作できるタッチレスインターフェース

タッチレスインターフェースのサムネイル画像

 

タッチからタッチレスへ

いまやタッチパネルは、スマホ/タブレットから、銀行ATM、カーナビ、家電等に搭載され、日常生活になくてはならないものとなっています。
しかし、新型コロナウィルスの流行をきっかけに、人との接触だけでなく、モノの接触に対しても注意せざるを得ない今、外出先等でタッチパネル端末に触れるのは、なんとなく抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?
このような社会的環境下で、非接触対応へのニーズはかつてないほど高まっており、店舗や医療施設、製造工場など、多数の人が利用する機器が設置してある施設ではタッチからタッチレスソリューションへの切り替え検討が加速しております。

 
 

タッチレス普及を後押しするユーザーインターフェース

そんな中、非接触のユーザーインターフェース(=タッチレスインターフェース)が注目されています。
タッチレスインターフェースは、機器に直接触れることなく入力や操作を行う仕組みの総称で、タッチするのとはまた違った操作感を持っています。
シンプルなものでは、駅やデパートのトイレで先行して普及しているハンズフリー水栓もタッチレスインターフェースの一つと言えるでしょう。
では、PCをはじめとするコンピュータシステムで、タッチからタッチレスへ移行した場合のタッチレスユーザーインターフェースにはどのようなものがあるのでしょうか。
 

1. ボディジェスチャー

機器操作は、Webカメラにかざした身振り、手振りの大きなジェスチャーで行います。
一つのジェスチャーに一つの操作(画面切り替え等)を割り当てることが多く、大きな画面でのシンプル操作に向いており、カメラやディスプレイ位置の工夫により遠方の機器も操作可能です。

 工場デジタルサイネージやプレゼンテーション時の画面切り替え
 アミューズメント施設などでの映像連携演出
 動画の再生や停止

 

2. ハンドジェスチャー

機器操作は、Webカメラにかざしたグーチョキパー等の指ジェスチャーで行います。
指先の細かい前後左右の動きも感知し、空中でボタンを押すような動作も可能です。

 観光インフォメーション・フロアガイド
 商品案内サイネージの画面ボタン操作による画面遷移やタブ切替

 

3. 指入力

機器操作は、タッチレスパネル・タッチレスセンサーにかざした指先の動きで行います。
このパターンが通常のタッチパネルを操作するイメージに一番近いです。

 受付、ATM、券売機
 アンケート入力、タブレットレジ

 
特に公共端末は、いち早くタッチレス化して欲しいという声をよく聞きます。
 
 

衛生面向上だけでなく、操作性への期待も

指入力では、高感度な静電容量タッチレスパネルを使うとディスプレイ上のピンポイント操作や画面からの遠近を使った操作もできるので、空中でボタンを押すのはもちろん、今までになかった新たな使い方、操作方法が可能になるかもしれません。
 
今回は身体動作で非接触操作を行う方法を紹介しましたが、タッチレスインターフェースは、ほかにも様々な認識機能があり、顔認識・画像認識する方法や、音声入力等も可能で、多様な用途に合わせて柔軟な設計ができるのも魅力の一つです。
 
 

まとめ

タッチレスインターフェース、いかがでしたでしょうか。
タッチレス化が進めば、望まない接触を極力回避することができ、より安全で清潔な未来を創ることが可能です。
世界的にもタッチレスソリューション実用化の動きが強まる中、技術開発や実証試験も急ピッチで進められています。
ついこの間までSF映画の世界と思われていた非接触操作が、近いうちに日々の生活でも使われ始めるのは間違いないでしょう。
 
 

タッチレスソリューションをご検討の方へ

USB接続で、すぐタッチレス!「アドオン型AirInput™ パネル」なら、タッチレスでもタッチでも操作できるので、無理のないタッチレス導入ができます。まずはお気軽にお問い合わせください。